ぬまだのオタク日記

サイファだったり普通の日常をつづるやつ

【野球記事】プロ野球選手に憧れてた日々、プロ野球選手から希望を貰う今

 

小学生の頃、野球は大嫌いだった

大好きなテレビ番組を時間通りに見れないからだ

 

高学年に上がったとき姉が親に買ってもらったマリオの野球ゲームの影響で野球に触れる機会ができた

よく遊んでた友達も持ってたゲームだ

やってみると意外と面白くて姉のゲームのはずなのに自分のほうがハマっていた

 

野球を見るようになった

地方の出身だからやるのは日テレの読売ジャイアンツの試合ばかりだった

だから好きな球団はジャイアンツだった

中でも高橋由伸という外野の選手が好きだった

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自分たちの世代で言えばマリナーズイチローヤンキース松井秀喜はもちろん

たくさんのメジャーで名を馳せる選手がいて日本球界にも今や敵なしと言われるほどの名プレイヤーがいた

その中でも高橋由伸が好きだった

打ってはクリーンナップ

守っては持ち前の強肩でライトからのバックホームでホームに帰る選手を次々と刺す

野球センス抜群のスター選手だ

 

中学生の時、部活動に強制参加だったため野球部に入った

高橋由伸になりたくて希望ポジションは外野手を選んだ

 

小学生の頃から身体が大きく同級生で小学生から野球やってる友達からも力強いし肩も強いから向いてると言われたので自信はあった

 

中学生からでも野球選手になりたくて野球の勉強をした

野球の歴史だったり野球の試合だったり

野球やベースボールと付くものはひたすら漁った

自分だって野球選手になれると思っていたからだ

 

しかし性格上の問題、技術不足でレギュラーにはなれなかった

 

高校生になった

高校野球は姉がとても好きで自分も野球を始める前にもちょくちょく見ていた

母の強い勧めで高校球児になった

自分の野球観が変わり野球脳を鍛えられた一番の転換期だった

 

県内でもかなりの強豪校で県内一番の練習量を誇る学校だ

自分が進学する前の年つまり中学3年の時には学校初の甲子園出場を決めたいわゆるトレンドの激アツの高校だ

同学年で野球部は160人中27人いた

甲子園効果もあり同学年でも一番多かった

県西部で名を馳せる選りすぐりの選手が集まってきていた

自分はこの中でやれるのか?

噂以上の過酷な練習量と野球センスの塊本当に野球しかやってこなかった正真正銘の野球バカを目の当たりにし絶望に打ちひしがれた

 

 

3年間補欠だった

 

 

しかし2年の夏、県大会が終わり選手兼マネージャーになった

聞こえ悪く言えば勝負から逃げた

自分の心の中でもこのメンツの中でベンチに入るのすら無理と思ってしまった

 

でも近くで野球が見たかった

 

気持ち悪いくらい野球センス抜群な高校球児を間近で見たいと思った

最初は監督にも反対されたが自分のやりたい気持ちを押し切りマネージャーになった

スコアラーとして野球を間近で見る機会が増えとても嬉しかった

日本シリーズで大活躍しMVPになった当時春江工業高校の栗原陵矢選手(現ソフトバンク)の出た試合を練習試合ではあるがスコアを書いたのは今でも誇りに思う

スコアは書いてないがベンチ脇で星稜の岩下投手(現ロッテ)や同じく星稜の北村選手(現巨人)のプレーを見てどういう選手がプロへ進むのか目の当たりした

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自分の考えは本当に浅はかだった

 

 

社会人になった

その地方でも有名な上場企業だった

毎日忙しく働く中、高校野球は補欠でいわゆるにわかながらも3年間過ごしたのもありプロ野球より高校野球に見る方が熱が入った

 

でも高校時代特に高3は野球を見る機会をすごく貰ったのもあり同学年もしくは学年が一個上か一個下でプロ入りした選手は必ず追っていた

 

一個上なら今やメジャーリーグで活躍の大谷翔平阪神藤浪晋太郎、今年からメジャー挑戦するカブス鈴木誠也

同い年では楽天松井裕樹や西武の森友哉

一個下は安樂、高橋光成、小嶋和哉とまさに投手王国だった

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同世代がプロで活躍するのは嬉しかった

勇気をもらっていた

自分が一方的に相手を知っているだけだがそれよりも以前に入ってきた"やばい"プロ選手たちを相手に果敢に向かっていく姿に勇気を貰った

自分も負けてられない

頑張らなきゃ

ジャンルは違えど社会人として

その業界のプロとして生きていくと決めたライバル同士として負けていられないと思った

 

 

自分は今はロッテファンだ

2010年の里崎智也選手の元始まった下剋上の上パリーグ3位からクライマックスシリーズを勝ち上がりそのまま日本一になったロッテを見て感動して以来のロッテファンだ

2005年の日本一は野球ファンなりたてなのもあり強いチームなんだなという印象だった

 

この間、佐々木朗希という選手が完全試合を達成した

いろんな野球選手が一生に一度出来るとも限らないとてつもない記録だ

彼は20歳。

その彼とバッテリーを組んでいたのはこの間まで高校生だった松川虎生である

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自分は20代後半となりまだ社会の全体的に言えば若いがしかし新しく入ってきた令和の世代にビビり散らかしより闘志を尽くしていかないといけない

失敗した程度で落ち込んではいられない

 

定年までまだまだ長いけども大好きな野球に勇気を貰う日々に感謝し

今を必死に行けていけるなと思う

 

業種は違えど期待されるべくこれからの時代を作っていかなければならない

辛くて長いけども闘志を燃やし続け同世代と同じよう戦い続けようと僕は思う